東北地方のインフラは、寒冷地特有の気象作用等、他の地域に比べて厳しい供用環境にある。寒冷環境下において丈夫で長持ちするインフラを整備することは、将来の維持管理負担を軽減するとともに、安全?安心な地域社会の構築の観点から重要な課題である。本研究では、橋梁を中心としたインフラの長寿命化を目的とし、設計段階での高耐久化、施工段階での高品質化、さらに維持管理段階での信頼性の向上を通じて、各段階における技術の最適化やシステムの高度化を推進する。